卒業生インタビュー Vol.02
ハイキョーブログ
2022.11.25
卒業生インタビュー
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卒業生インタビュー Vol.02
Contents
大変だった家庭・仕事との両立。
でも免許を取って、生活が変わりました。
「教習所は厳しい?」というイメージを塗り替えたのは、先生たちの優しさでした。
元々、原動機付自転車の免許を持っていたのですが、買い物に行く時や遠くに出かける時に車があった方が便利だなと感じることが増えて、ようやく自動車の免許取得に踏み出しました。原付の免許は一日で取得できるので、教習所に通うのは初めてでした。
普段はのんびりするのがすきで、学生のころは体育が一番苦手教科だったくらい運動が苦手でした。今回免許取得に際しても、自分にできるのかという不安は大きかったです。
教習所選びのポイントは、まずは「自宅から近い」こと。自宅の最寄り駅から1つ隣の駅で、主人の地元というのもあり、拝島自動車教習所に決めました。駅から教習所までが近いというのも大きなポイントでした。
初めて来た時、何もわからない状態だったので、受付の方がとにかく親切で……とても安心しました。色々丁寧に教えてくださったので、第一印象はとてもよかったです。「どうやって免許取るの?」というところから、期間、費用について、しっかり教えてくださったので、安心感がありました。
また、入る前は、「教習所は厳しいところ」という勝手なイメージがあったので、実際授業を受けてみて印象は大きく変わりました。主人が他のところに通っていて、怒られたとか、嫌味を言われた思い出があると聞かされていたので勝手に心配していたのですが(笑)。拝島自動車教習所は全くそういったことはなかったです。むしろ楽しいと感じられて、他の教習所と一番違うのは「先生の優しさ」ではないでしょうか。先生方は皆さん挨拶もしっかりしてくれて、優しいというかフレンドリーというか、気にかけてくださることも多くて嬉しかったです。
自分の都合に合わせて通える安心感。
少し間が空いてしまっても諦めずに続けることができました。
家庭はもちろんですが、介護の仕事をパートでしながらの通所だったので、自分でスケジュールを決められるプランで通っていました。携帯からも予約できるので、電話をかけたり所内の予約機を使わずに、前日の夜でも予約できたりしてとても便利でした。
自宅から近かったので、少ない時は週2日、多い時は週4日くらい来ていました。仕事が休みの日に予約を取っていました。家庭とうまく両立する工夫としては、朝の早い時間(8時や9時)に予約を取るようにしていました。午前中に教習を終わらせて、帰ってから残っている家事をしてという感じです。スケジュールを組むのには特に困ったことはありませんでした。
また、途中で家庭の事情で3~4ヶ月くらい通えなくなってしまう時期があり、結局卒業まで8ヶ月もかかってしまいました。行けていなかった時は「取れなかったらどうしよう」という不安が常にありました。しかも、間が空いてしまうと次に行くのも怖くて、ただ行かないと本当に取れなくなってしまうので勇気を出してという感じでした。
再スタートしてすぐの頃に、一人の先生に「あれ?まだいたんだ~」と言われたことがありまして、「覚えていてくれるんだ!」とびっくりしました。たくさんの人が通っているなかの一人に過ぎないのに、気にかけてくれたことがとても嬉しくて続けて頑張ろうと思えました。
社会人経験を経ての勉強はまた意識も違います。
丁寧な指導のおかげで、時間をかけず習得することができました。
学科の授業は毎回とても楽しかったです。社会人になってからは誰かに教えてもらうこと自体が少なくなるので、逆に新鮮な気持ちで臨むことができました。「私、久々にノート取ってる!」という感じです(笑)。標識の授業など、意外と知らないことも多く驚きもありましたが、先生方は実体験を交えたりして分かりやすく教えてくださいました。
技能については、最初はとにかく自分に運転出来るのか不安でした。所内で運転していた時は、確認しなければならないことも多くて、意外と運転中って忙しいのだなと感じていました。原付の運転とはまた全然違って大変でした。ただ、実際に路上に出て少し長い距離を運転して、思っていたよりもスムーズにいけたときに楽しいと感じられました。出来るようになってくると、やっぱり楽しいものですね。苦手な部分についても、止まっている車の追い越すのがなかなかうまくいかなかったのですが、路上に出た後も実際にテキストに書きこんだりしてしっかり教えてもらえました。復習もしやすくてとても助かりました。
試験前は、学科の時にポイントをメモしたテキストを自宅で見返したりする程度で、特に教習所のパソコンでの勉強はしていませんでした。社会人になると意識が違うのかもしれないですね。教えてもらうのが楽しいと感じられるので、集中力が違うのかもしれないですね。
先生方からは、いつも「大丈夫だよ」と声をかけてもらっていたので、自分では苦手なところがあるので、不安がずっとあったのですが、そのおかげで安心できていた面もあります。
また、止まるときにブレーキがうまくできなくて、ガックンとなってしまうのが嫌でどうしても直したかったのですが、そういうこだわりにも根気よく丁寧に付き合ってくださいました。
免許を取って新しい楽しみが増えました。
諦めずに最後まで頑張れてよかったです。
免許を取得してから車を購入して、買い物に行ったりするのにも、生活ががらっと変わりました。旅行にも初めて車で行くことができました!原付も職場に行くのに毎日乗っていますが、新しい楽しみが広がってきています。
主人の運転でも止まる時とか気になったりするようになりました(笑)。スピードも意識するようになりました。助手席に乗っているだけでも、知っていること、体験していることが増えたので楽しくなりました。
4ヶ月も間が空いてしまったタイミングで、きついことを言われたりしたらそのまま諦めて辞めてしまっていたかもしれません。覚えていてくれて、大丈夫だよと声をかけてくれたことが本当に励みになりました。とてもありがたかったです。
これから免許を取ろうと思っている方へ
自分の生活に合わせて教習所の通えるやり方はあるので、心配いりません。時間をゆっくりかけても取得できるので安心してください。通っている人は10代、20代前半の人が多いので心配される方もいると思うのですが、意外と年齢層は広く、30代以上や年配の方もいらっしゃるので大丈夫ですよ。私もこの中に入れるのかなと思っていましたが、意外と気にならなかったです。先生方も優しく見守ってくださるので諦めずに頑張ってください。
PROFILE
三橋 朋子さん
横浜育ちで、結婚を機に拝島周辺に引っ越してきました。学生のころから福祉関係を学び、現在も介護関係の仕事をしています。普段の生活では原付を愛用中。しかし、何かと車があった方が便利だなと思うことが増えて自動車免許の取得を決めました。